感情は誰でも自分でコントロールできる
・あの人、もしかしたら私のこと嫌っているのかも?
・今の一言、傷つけたかも?
・なんでグサグサくる無神経なことばかり言ってくるの!!
・あっ! また怒鳴り散らしてしまった(汗)
・穴があったら入りたい・・・
・私、誰からも相手にされていないかも。。。
色んな出来事とともに、いろんな場面で登場してくる嫌な感情。
思い返すたびに、胸の奥でチクチクと苦しく痛い思いを繰り返しますよね
一方で、良い知らせが届けばわくわくすることもあるでしょう。
感情のおかげで、落ち込むこともあれば、
1日がハッピーになったりすることもある。
多くの人は、ーこれらの感情、特にマイナスの感情は突然出てくるもの、厄介なもの、コントロール出来ないものだと思い込んでいます。
でもね、マイナス感情は軽くすることも思い通りにコントロールすることもできるんです。
つまり、嫌な感情に振り回されず、毎日を安心して気持ちよく過ごせるのです。
私がこのお話をすると
「それは毎日がいいことばかりある人の話でしょ?」
「そもそも嫌な環境にいない人の話でしょ?」と聞かれます。
私の答えは「そのとおりです!」
でも、その「いいことばかり」が起きたり、「嫌な環境にいない」でいられるのは特別の人だけに与えられた特権ではありません。
あなたにも平等にその権利はあると知ってほしいのです。
思い込みを変えれば、感情は変わる
自分をハッピーにするには
「環境を変えなくてはいけない」
「毎日の暮らしを変えなくてはいけない」と思いがちです。
でも、そうではありません。
同じ環境や同じ暮らしの中でも、あなたの思い込みを変えれば感情は大きく変化するのです。
みんな、思い込みを変える方法を知らないので、過去の思い込みを「今」採用しそして、その思い込みを「未来」も採用し続け、嫌な感情に主導権を握られてしまうのです。
経営者は感情コンサルを重視している
私は経営者の感情コンサルを行っています。
経営者の方々は、自分の嫌な感情(マイナス感情)を持ち続けることをせず早くいい気分にチェンジするために
「思い込みを変える、自分の感情のケア」に時間とお金をかけています。
経営者というトップを走る人たちは、情勢を見据え、絶えず独りでいろんなことを決めていきます。
相談をする人はいても
最後は、会社の存続をはじめ重要な選択は自分が決めます。
今は、大事なことはぶれないようにしながら、一方では、変革を積み重ねないと生き残れない時代で、しかも、スピードが早い。
意識が高い経営者ほど、不安やイライラに引っ張られず適切な選択ができるように自分の感情を整えることを最優先にしているのです。
たとえば、先日の感情コンサルのことです。
依頼してくださった社長様の会社は利益は昨年と同じように推移。このままでも2~3年は大丈夫だという状況でした。
そのような中、たまたま、名もない中小企業の会社から新しい仕事の打診を受けましたが、設備投資が必要な案件でした。社長は「この新しい仕事に魅力を感じる」と直感しました。
でも、5年前別件で投資した案件でうまく行かず損失を出したことがありました。社長としては、その時の「申し訳ない気持ち」が溢れてきて、決断を迫られているのに動けない、という状況でした。
いろんな話をお伺いしてわかったのは、社長の一番苦しい思いは「自分はどうでもいい、従業員に迷惑をかけたくない」というもやもやした感情であることでした。
彼にとっての「迷惑」とは「苦労させる」「頑張らせる」という思いでした。
このような感情を扱う時に知っておいたほうがいいのは、手を通して「迷惑」「嫌だ」と思っている感情は、もれなく自分でも「迷惑だ」「嫌だ」と抱え込んでいる感情である、ということです
「苦労や頑張るという定義はなんですか?」とお聞きしたところ
「無駄なことを無理やりやらさられた」という小さい頃の感情が出てきました。
その時「自分は尊重されていない」「誰もわかってくれない」という無価値感を味わったそうです。
暗い部屋で黙々と孤独にたえながら、頑張っている自分の姿に気づいた社長様は、その思いを再確認し、そのときの自分をねぎらいました。
それによって、自分で自分のことを尊重し、自分とわかりあったのです。
その「苦労や頑張る苦しみ」が満たされた社長様は自ら、「いやいや苦労することも頑張ることまぁ大事なことやな。、自分より彼らのことを思いやって先回りして『苦労や頑張らせたくない」と思ってた俺はなかなかいいやつじゃないか・・・」と照れ笑い。
マイナス感情が一気にご自身の温かい真心に変わった瞬間でした。
その後、「みんなを信頼しているから新しい仕事を受ける」という話をして仕事も順調に進んでいるというご報告をいただきました。
マイナスの感情の裏にある「大切にしたいもの」を発見する方法
マイナスの感情の裏側には、必ず大切にしたいもの、その人の真心(愛)が存在しています。
言い換えれば、大切にしたいものがあるからこそ、マイナス感情が出てくるのです。そして、その愛を認識しながらいろんな選択や行動をしていけることほど気持ちのいい幸せなことはないのです。
最初にお話したように「そのいいことばかり」や「嫌な環境ではない」は特別の人だけに与えられた特権ではありません。
あなたの「嫌な感情」を「真心」に変えるスキルを手に入れられたらあなたにも平等にその権利が与えられるということなのです。
嫌な感情が登場したら次のようなステップを行ってみてください。
①自分にピッタリくる感情を言葉にしてみてください。
※しっくりくる感情のチョイスがポイントです
・イライラしている
・すっごく不安
・とっても悲しい
②感情を特定できたら
その感情が生まれる「出来事」を感情の前につけて言葉にしてみましょう。
たとえば、次のような感じです。
・○○さんのあの態度! イライラする。
・明日のプレゼン、変な質問が出ないかすっごく不安
・メールの返事が3日も来ない、とっても悲しい
マイナス感情は自分におきていることを正確にぴったり来る感情にして口にだすことで、自分の今の気持ちを的確に表現しているのです。
そのぴったりくる表現こそが「自分のことをわかってあげる」といこと
それだけで実に40%も感情は軽減するのです。
感情を扱う1つのスキル
「感情と出来事を言葉に出す」
ぜひ試してみてくださいね。
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